2000年後の考古学者へ

読者は要りません。4000年代を生きるあなたに向けて2017年を記します。

207年11月25日

 

 
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この世界はきっと美しい。そう思える瞬間を神様は時に私に用意してくれる。そんな時は必ずカメラにこの至福の時を収める。人がなぜ写真をとるのか。きっと眼前の幸せが永遠に続いてほしいと願うと同時にそれは永遠に叶わぬ夢だと知っているからだろう。カメラが発明され、幸せが保存できるようになった。幸せは右矢印に続く時間軸のなかで、永遠に続くものではないけれど、写真に収めることで冷凍保存できるのだ。いつでも解凍すればそのときの幸せの味を嗜むことができる。人類が発明した文明の中でも写真機は最高の代物と言えるだろう。何せ幸せを冷凍保存できるのだから。

という事で今日は私が保存した写真たちを解凍し、過去の幸せに黄昏ることにする。時間は日が変わって00時34分、夢の中で続きを始めるとする