2000年後の考古学者へ

読者は要りません。4000年代を生きるあなたに向けて2017年を記します。

2022年09月28日

過去の写真を漁っていた。おもちゃ箱の底の方に仕舞った思い出を取り出して、感傷に浸る。思えば遠くへ来たものだ。滋賀から東京へ越してきて4年が経つ。東京の生活にも慣れ、毎日を何となく楽しく過ごしている。毎日の中で、落ち込むこともあれば、クロマニ…

20201004

孤独感。 私の人生のテーマかもしれない。 東京へ越してきて約一年半ほどが経った。当時思い描いていたものよりずっと充実した日々を過ごせている。東京へ来て、仕事をし、お金を得て、好きなものを食べ、好きなところへ赴く。普通のことだが、それを不十分…

2018年05月29日

仄かな疲れを的って、電車に揺られる。朝は不安に支配される。不安は安心できないだけで、不幸の前兆ではない。不安が緊張を呼び、緊張は体を硬直させる。硬直した体は躍動感をなくし、エネルギーを奪い、不安が的中する。不安は感じれば的中するが、往なす…

2018年5月28日

人生を終えるちょうど一秒前、何を思うだろうか。きっと過去の失敗も後悔も恥辱も悲嘆も忘れて、友との思い出が走馬灯のように瞼の裏に映写されるのではなかろうか。いやそんな人生だったら何よりだ。と今日は思った。一人で歩く御堂筋も友と歩けば徒労感は…

2018年5月26日

昨日はインド人の友達モイン君と話をした。話のテーマは生きる意味。これまで何のために生きているのか?そんなこと私には分からないと考えることを放棄してきた。しかし彼は私とは違う。自分の生をどのように使っていこうかと日々熟考しているのだ。感心した。…

2017年11月27日

絵を描いている。とても楽しい。テレビを消して、カーテンを閉める。パレットに絵の具を入れ、水で溶かして色を作る。その瞬間から私は時間の概念を忘れ、白い紙と絵筆をお供に自分だけの世界へ旅を始める。その世界には、時計もない。喧騒もない。競争もな…

207年11月25日

この世界はきっと美しい。そう思える瞬間を神様は時に私に用意してくれる。そんな時は必ずカメラにこの至福の時を収める。人がなぜ写真をとるのか。きっと眼前の幸せが永遠に続いてほしいと願うと同時にそれは永遠に叶わぬ夢だと知っているからだろう。カメ…

2017年11月24日

世間(それは往々にしてブラウン管の向こう側)は力士の暴力問題で持ちきりだ。モンゴル人力士が同郷の後輩力士を酒席で殴ったのだ。殴った力士が横綱でなければ、これほど大きな騒ぎにならなかったのかもしれない。凡人の私にはこの事件をなぜここまで大きく…

このブログの主旨

ちょうど2000年前、西暦17年11月24日、人は何をしていたのだろうか?何を考えていたのだろう?歴史学がどれだけ進歩したとしても、この質問に答えることはできないだろう。その時代に活躍した偉人のことなら歴史学でも多少対応可能だ。その証拠に中学校の歴…